Stable Diffusion プロンプトガイド

被写体 → スタイル → 品質 → ネガティブプロンプト → シードという流れで記述すると、再現性の高い出力が得られます。

ステップ 1

被写体と背景を定義する

誰(何)をどこでどんな雰囲気で描写したいのかを最初に明確にすると、モデルが意図を理解しやすくなります。

例: 「朝霧の立ちこめる山間の湖、静けさと神秘的な雰囲気」

ステップ 2

スタイルを重ねる

アートムーブメント、画材、レンズ、アーティスト名などを 2〜3 個組み合わせて雰囲気を決めます。

例: 「スタジオジブリ風の背景美術、水彩テクスチャ、柔らかなアンビエントライト」

ステップ 3

品質と構図のキューを追加

照明やカメラ、解像度を指定して立体感やシャープさを向上させます。

例: 「ゴールデンアワーのリムライト、35mm レンズ、超高精細、4K」

ステップ 4

ネガティブプロンプトで不要要素を除外

Blur やウォーターマーク、余分な手など、避けたい要素を明示すると修正コストが減ります。

例: 「negative: blur, watermark, extra limbs, distorted hands」

ステップ 5

シードとバリエーションで仕上げ

同じシードで再生成すると構図を固定したまま微調整ができます。気に入った結果はシードと設定を保存しましょう。

プレイグラウンドのシード入力欄に値を保存しておくと、後から再生成可能です。

プロンプトチェックリスト

  • 被写体と場所を具体的な名詞で書く。
  • スタイル参照は 2〜3 個に絞り、重複する形容詞は削除。
  • ライティングやカメラの指定で奥行きを表現。
  • シーン特有のアーティファクトを想定してネガティブプロンプトを書く。

よくあるミスと対策

キーワードの詰め込みすぎ

意味の被る形容詞を削り、メインコンセプトだけを残すとモデルの理解が安定します。

アスペクト比を無視する

「縦長のポートレート」「シネマティックな横長」など構図を先に指定するとフレーミングが整います。

ネガティブプロンプトを使わない

手や文字の歪み、ぼやけなどを減らすにはネガティブプロンプトが効果的です。毎回数語でも入れましょう。

学んだテクニックを活かして でアイデアを作成し、 で実際に生成してみましょう。